ムボナンビ(南ア)の差別発言は何と言った?誤解の可能性も(ラグビーW杯)

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ムボナンビ
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ラグビーワールドカップ2023の準決勝、南アフリカvsイングランドは、南アフリカが残り3分での劇的な逆転で1点差で勝ち、決勝へ進みました。

しかし、南アフリカのボンギ・ムボナンビ選手が、イングランドのトム・カリー選手に差別発言をしたという報道が出てきています。

南アフリカ協会とワールドラグビ―が調査に乗り出すことになり、差別発言が事実認定されれば、ムボナンビ選手は28日のニージーランドとの決勝には出られないことが確実です。

それにしてもいったい、どんな差別発言をしたのでしょうか?

報道を見てもはっきり書いてありませんでしたが、調査の結果わかりましたので、この記事でお伝えします!

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目次

ラグビーW杯準決勝でのムボナンビ差別発言問題の経緯

ムボナンビ・カリー

現在、主にインフランドのカリー選手の主張により、このような報道がされています。

  • 試合開始後、カリーは何度もムボナンビから差別発言を受けた
  • 前半28分、耐えきれなくなったカリーが主審に「もし相手のフッカーが私を白人野郎呼ばわりしたら、私はどうすればいい?」と尋ねると「何もしないでくれ」と言われた。
  • 試合後選手同士が揉み合いになるような不穏な空気になる。
  • ムボナンビはカリーの握手を拒否
  • 試合後記者から差別発言があったのか聞かれたカリーは「そうだね」と発言。
  • 南アフリカラグビー協会がこの件を調査すると発表。
  • ワールドラグビーも調査に乗り出すと発表。

筆者も試合をリアルタイムで見ていましたが、試合中からエキサイトする場面が多く、ノーサイド後もずっとフィールド上でエキサイトしていて、後味が悪い試合だなあと思いました。

そして、あくまで見ていての感想ですが、イングランドのカリー選手も相手を挑発している場面もあったし、決して紳士的ではなかったですね。

南アフリカのデ・クラーク選手とも揉めていました。

カリー・デクラーク

ネットでもこのような声もあります。

そうなんですよね。アルゼンチン戦では危険なタックルでレッドカード一発退場になっていました。

ただ、試合後の揉めているシーンで、チームメートのコルビ選手がムボナンビ選手をすごい剣幕で怒っているところが映り、今から思えば差別発言のことを咎められていたのかな?とも思います。

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ムボナンビの差別発言は何と言った?

NGイラスト

報道では「白人野郎」「この白人が」のように表現されていて、「white」と言ったのは間違いないでしょう。

ただ、例えば「白人さん」と言っても問題ないですから、「white」の後に何を言ったかが問題です。

どうやら、

「white c*nt」

と発言したとカリーは主張しているようです。

使ってはいけない汚い言葉遣いなので一部伏せ文字にさせていただきましたが、いわゆる「Cワード」と呼ばれているNGワードの一つです。

■Cワードとは

c*nt のことで、女性器を指す語根っからの卑語です。

日本語でいう「●んこ」に相当します。もちろん最悪の表現です。

引用:weblio英会話コラム

「くそったれ」「むかつく野郎」
 
といったような意味で使われるので、ムボナンビの発言は「白人野郎」と訳されているのですね。

日本語では言い表せない強烈な不快感を与えるニュアンスが含まれている、英語圏では絶対言ってはいけない用語です。

Fワードと言われる「f*ck」も同じくNGワードですが、Cワードはこれ以上に強烈な不快感を与えるそうです。

ですので、ムボナンビが選手が「white c*nt」と言ったのならば、最悪ですね。間違いなく差別発言で出場停止でしょう。

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ムボナンビの差別発言は誤解では?という説

ムボナンビ

しかし、そんな明らかなNGワードを試合中に、それも何度も言うか?という疑問もあります。

また、南アフリカチームにも白人選手はいるので、カリー選手を罵るにしても、白人を差別する言葉を使うのも少し不自然で

そんな中、誤解ではないか?という説明がありました。

これは勘違いの可能性が高いです。

南ア代表が試合中に使っているアフリカーンス語で、「白側」を意味する「wit kant」という言葉が英代表には「white c*nt」と聞こえてしまったのだと思います。

私は南アに8年ほど住んでいますが、暴言を吐く時「c*nt」という言葉を使う南ア人に会ったことがありません。

南ア人は代わりにアフリカーンス語で同じ意味の「p***」という言葉を使います。

引用:Yahooコメント

なるほど。

準決勝でイングランドは白色のユニフォームだったので、「wit kant=白側」つまり、「イングランド側にボールがある」と言っていたのが誤解された、ということですね。

発音はよく似ていますし、それであれば「何度も言っていた」というのも納得ができます。

ただ、それだと試合後に何をあんなにコルビ選手はムボナンビ選手に怒っていたのだろうという疑問は残ります。

これから南アフリカラグビー協会やワールドラグビーの調査で明らかになると思いますが、ムボナンビ選手が出られないと、南アフリカのフッカーは1名になってしまい、それは致命的です。

このように、「誤解であってくれ」「万全の状態でのニュージーランド戦が見たい」という声も多いですね。

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まとめ

この記事では、問題になっている南アフリカのムボナンビ選手の差別発言について、お伝えました。

言った発言は「white c*nt」と言われていて、これは完全に言ってはいけない言葉なので、事実であれば決勝は出場停止になるでしょう。

一方で、アフリカーンス語がそう聞こえてしまったのでは?という説もあります。

事実はどうなのか、調査の結果を待つしかないですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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