明るく元気なキャラで人気のお笑い芸人、やす子さん。
自衛隊出身という異色の経歴を生かしたキャラクターですが、当時の階級や役割はどのようなものだったのでしょうか?
また、「居心地が良かった」という自衛隊を2年で辞めてしまった理由も気になります。
この記事では、
- やす子さんの所属部隊
- 自衛隊での階級
- 自衛隊での役割
- 2年で辞めた理由
これらについてお伝えしますので、ご覧ください。
やす子のプロフィール
- 本名:安井かのん(やすい かのん)
- 生年月日:1998年9月2日
- 年齢:25歳(2024年5月現在)
- 出身地:山口県宇部市
- 身長:154 cm
- 血液型:A型
- 学歴:山口県立宇部中央高等学校
- 事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
困窮した家庭で幼少期を過ごし、16~18歳は児童養護施設から高校に通っていたやす子さん。
今の明るいキャラクターからは考えられないほど、壮絶な生い立ちです。
高校卒業後の2017年4月に、陸上自衛隊に入隊。
理由は、「衣食住が全部そろっているから」でした。
18歳を過ぎると施設を出なければならず、誰も助けてくれなくなるので、生きるための手段だったのですね。
2019年に退職後、半年間の清掃員の仕事を経て、2019年9月29日から芸人活動をスタート。
元自衛官である経歴を活かしたネタと、「はい~」の持ちギャグで人気を博しています。
やす子の自衛隊時代の階級や役割は?
所属部隊
やす子さんが入隊したのは、陸上自衛隊。
京都府の大久保駐屯地の第3施設大隊に所属していました。
#大久保駐屯地(第3施設大隊)はニーズ把握隊として避難所等に避難されている方々が必要としていることを把握するため珠洲市等で活動しています。引き続き、被災者に寄り添いながら活動を継続します。#陸上自衛隊 #災害派遣 #統合 #自衛隊 #能登半島地震 #災統合任務部隊 #京都地本 #奈良地本 pic.twitter.com/cZv9Np27UF
— 陸上自衛隊大久保駐屯地 (@JGSDF_MA_OOKUBO) February 9, 2024
大久保駐屯地では他の部隊同様、日々の訓練に加え、災害対応や被災地での活動を行い、有事にも備えています。
階級
2019年の退職時の階級は、「陸士長」。
自衛官には全部で16階級が定められており、上から「幹部」「准尉」「曹」「士」。
士長は「士」のトップです。
「士長」への段階は次のようになっています。
- 「自衛隊候補生」として3ヶ月の教育を受ける。
- 2等陸・海・空士に任官。
- 約9ヶ月後、1等陸・海・空士に昇任。
- さらに1年後、陸・海・空士長に昇任。
簡単に言うと、入隊後1年後に「1等」に、その1年後に「士長」になるということです。
やす子さんは、2019年4月に「陸士長」に昇任したと思われます。
役割
やす子さんは、ドーザ手(ブルドーザーのオペレーター)として勤務。
戦車が通る道を作る仕事で、周りは男性ばかり。
同僚の女性は2年上の先輩ひとりだけだったそうです。
また、「陸士長」として、新隊員教育隊での班付((副班長)を任されるなど、後輩の指導にもあたります。
やす子が自衛隊を2年で辞めた理由は?
任務を重ねるうちに仕事の腕も上達し、自衛隊は「居心地がよかった」と話すやす子さん。
辞めた理由については、
入隊して約1年半が経ったころ、急に「自衛隊、辞めよう!」という天の声みたいなのが降りてきた
と言います。
「すごい唐突で、本当に自分でも理由がわからなくて……あの感じは“降りてきた”と言うしかない」と、今でも当時を振り返ると戸惑った表情になるやす子。
引用:Sony Music Cocotame
自分でも、想定外だったようですね。
ただ、辞めてしばらくしたら所属していた部隊がなくなってしまったそうで、ラッキーだったと振り返っています。
「陸士長」から「曹」になるには昇任試験があり、適していないと判断されれば退職をうながされる厳しい世界。
お笑いも厳しい世界ですが、成功している今を考えると、直感は正しかったのかもしれませんね!
まとめ
この記事では、お笑い芸人のやす子さんの、自衛隊時代の階級や役割、退職した理由についてお伝えしました。
退職時の階級は「陸士長」。
ドーザ手として活動されていました。
今では、元自衛隊という経歴も存分に生かして、お笑い芸人として成功しているやす子さん。
今後の活躍も応援していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。