プロサッカー選手で、フランス1部のスタッド・ランスに所属する、伊東純也選手。
日本代表でも活躍する人気選手ですが、性加害で女性2人から刑事告訴されていたとの報道が、週刊新潮でありました。
刑事告訴とは穏やかではありません。
しかし伊東選手側は完全否定し、「虚偽告訴罪」で女性側を逆告訴。
今後、警察が捜査していくことになります。
この記事では、女性側の主張について、週刊新潮の報道内容をまとめましたので、紹介します。
【新潮】伊東純也の刑事告訴内容の概要
新潮では、20代の女性Aさんと友人のBさんの被害を報道。
その概要は次の通りです。
- 被害にあった日:2023年6月21日未明
- 場所:大阪・中之島の「リーガロイヤルホテル」
- 関係者:6人
伊東選手
伊東選手のマネジメント担当X氏
伊東選手の専属トレーナー
女性Aさん
女性Bさん(Aさんの友人)
Aさんの所属する事務所社長(ホテルへは同行せず)
【被害内容】
- 飲み会後、伊東選手と専属トレーナーが、AさんとBさんを酒に酔わせ、性的同意を得ないまま行為に及んだ。
2023年6月20日にパナソニックスタジアム吹田で行われた、キリンチャレンジカップ2023の日本vsペルー戦の夜ということです。
まず、AさんとBさんがなぜ大阪まで行き、飲み会に参加することになったのかについて、情報をまとめます。
【新潮】伊東純也刑事告訴の内容・大阪での飲み会までの経緯
AさんもBさんも、芸能事務所に所属する芸能人の卵でした。
まず、報道されているそれぞれの方の立場を説明します。
- Aさん
→20代女性。都内の医療機関勤務。事務所に所属して芸能活動もしている。 - Bさん
→20代女性。Aさんの友人。別の事務所で芸能活動。 - 事務所社長
→Aさんの所属する芸能事務所社長。 - X氏
→伊東選手のマネジメント担当。スポーツマネジメント会社「D-Sports」社の社員。(現在は退社)
大阪まで行った経緯は次のとおりです。
- Aさんが2023年3月18日に参加した会食で、社長からX氏を紹介される。
- その後Aさんは、X氏と仕事や飲み会などで繋がりを持つ。
- X氏からAさんが、大阪での日本vsペルー戦の観戦に、友人を連れて来ないかと誘われる。
- 乗り気でないAさんは事務所社長に「行きたくない」と相談。
- 社長はX氏に恩義があるため、断りづらかった。
- 試合翌日の「夢対決2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の収録に連れて行くという条件をX氏から出された。
- 事務所社長は自分もついていくことと、仕事が振ってもらえる可能性をAさんに話し説得。
- Aさんは了承し、Bさんと一緒に行くことになった。
週刊新潮では、X氏に説得された様子を事務所社長が語っていました。
そして、Aさん、Bさん、事務所社長、X氏は品川駅に集合して大阪へ。試合を観戦します。
試合観戦後は一旦、Aさん、Bさん、社長の3人で食事をしたそうです。
- 試合後にAさん、Bさん、社長の3人はビジネスホテルにチェックイン。
- 3人で23時頃から北新地の焼肉店へ。
- 社長はX氏から、伊東選手の宿泊するホテルでの飲み会になる可能性を聞かされていた。
- X氏から、他の選手も集まっている店に来るよう社長へ連絡。
- 西区の飲食店へ午前1時頃に合流。
飲食店での様子を次にお伝えします。
【新潮】伊東純也刑事告訴の内容・飲食店でメンエスで本番と吹聴?
飲食店には1時間くらい滞在。
その間の状況を週刊新潮は次のように報じています。
- 店には、前田大然選手や浅野拓磨選手、他の女性もいた。
- 伊東選手はAさんBさんの間に座った。
- 伊東選手が「キミたちは三笘派なのか、伊東派なのか」と女性に質問。
- 「三笘派」と答えた女性たちに、「俺のほうがイケてる」と力説。
- 伊東選手が試合中に脚を負傷したという話からマッサージの話題になる。
- 「メンエス(メンズエステ)によく行く。エステティシャン相手に本番(行為)をやったこともある」と伊東選手が話す。
報道では、伊東選手が性的な話しを振っていたということが記載されていますが、サッカーファンからは、信じられないという声が上がっています。
三笘選手と比べたというのも、イメージと違います。
個人的には、伊東選手の前で「三笘派」と答えたというのが本当であれば、どんな場の空気だったのだろうと不思議に感じました。
【新潮】伊東純也刑事告訴の内容・ホテルでの被害内容
飲み会はまだ続く中、伊東選手、X氏、Aさん、Bさんは、車で伊東選手の宿泊先であるリーガロイヤルホテルに車で移動。
事務所社長は、X氏から同行を断られここで別れたそうです。
記事の経緯から、ホテルに入ったのは午前2時を過ぎて3時近かったと考えられます。
ホテルでの状況は次のように報道されていました。
- 4人が伊東選手の部屋へ行くと、伊東選手の専属トレーナーという男性(47歳)が大量のお酒を持って入ってきた。
- 5人で飲み始めたが、X氏はすぐに自室に引き上げた。
- どんどんお酒をすすめられ、Bさんは開始10分~20分くらいでイスで寝てしまう。
- 2時間を経過した頃(5時前くらい?)、トレーナーが部屋の電気を消す。
- Aさんは記憶が断念的。気づいたら伊東選手が覆いかぶさっていた。
- Bさんは目覚めたときには下着を剥ぎ取られ、ワンピースも胸までたくし上げられた状態で、トレーナーから強制性交をされた。
- Bさんは、Aさんが伊東選手から強制性交されているのがわかった。
- トレーナーは伊東選手に、「こっちの子ともやれよ」と声をかけた。
そして、7時頃にX氏が収録に行くため、4人を呼びに部屋へ来ます。
女性2人はそのまま残され、収録には行かなかったようです。
女性が伊東選手を刑事告訴した経緯
新潮が報じている、AさんとBさんが刑事告訴に至ったまでの経緯です。
【刑事告訴まで】
- Aさんは2023年9月以降、伊東選手に謝罪を求める。
- 2023年11月からは弁護士を通して話し合い。
- 伊東選手側は、同意があったと主張。
- 金銭による示談を提示するとともに、示談が成立した場合の条件に「口外禁止条項」を盛り込むようAさん側に迫る。
- 反省や誠意が感じられないため、2024年1月18日、AさんとBさん共同で刑事告訴。
- 大阪府警天満署は告訴状を受理。
- 伊東側の代理人弁護士は、「伊東氏らと弁護方針が折り合わなかったため、代理人を辞任した」と言っている。
新潮では、同意の有無が争われていると報じています。
当日、ホテル内で「行為」があったことは伊東側もすでに認めている。
つまり、代表戦が行われたその夜、既婚者である伊東が初対面の女性とホテルで行為に及んだかどうか自体は争っていない。
伊東側が「虚偽」と言っているのは、主に同意の有無、その一点に絞られるようだ。
引用:デイリー新潮
同意があったとしても、伊東選手は既婚者ですので問題はあります。
気になるのは、トレーナーの男性は告訴されていないのでしょうか?
伊東純也側が女性を逆告訴
この報道に対し、伊東選手の代理人である加藤博太郎弁護士は、
- 飲み会と女性とホテルにいたことは認めるが、それ以外は一切の虚偽である。
- 週刊誌に書かせるための、全くのでっちあげだ。
と、虚偽告訴罪で女性側を逆告訴。
証拠もあると自信を見せています。
※加藤博太郎弁護士の経歴については、こちらの記事をご覧ください。
※加藤博太郎弁護士の実積や評判については、こちらの記事をご覧ください。
ネットでも、当初から「でっちあげでは?」という声は多く聞かれました。
※伊東純也の刑事控訴内容にでっちあげの声!女性側を逆告訴については、こちらの記事をご覧ください。
また、時間が経つにつれ、ハニートラップだったのではないかという声も出てきています。
※伊東純也がハニートラップと言われる理由4選!については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、週刊新潮で報じられた、伊東純也選手の刑事告訴内容について、お伝えしました。
伊東選手側は、女性側の告訴は虚偽であると逆告訴。
真っ向から対立しています。
伊東選手が代表から離脱するという事態にもなっていますし、今後、伊東選手側は損害買収の民事訴訟も起こすということです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。