踏み活とは何？意味や相場を徹底調査！誘拐やわいせつで逮捕トラブルも

2023年10月25日、体を踏んでもらう「踏み活」目的で女子中学生を車内に連れ込み、右脚をなめるなどした男が、不同意わいせつの疑いで逮捕されました。

このニュースを見て、「踏み活」って何？と思った方が多いと思います。

筆者も初めて聞く言葉だったので、調査してみました。

明らかになったのは危険な内容で、中学生がやるようなものではありませんでした。

この記事でお伝えしますので、ご覧ください。

踏み活とは何？意味や相場を徹底調査！

踏み活とは何？

結論から言ってしまうと、本来の「踏み活」とは、「SMプレイ」で報酬をもらうことでした。

SNSで「踏み活」を検索すると、相手を募集しているアカウントが結構ありました。

アカウント名が「○○❤踏み活」とか「踏み活○○」のようになっています。

違法ではないので、規制されていないでんですね。

キャバ嬢やラウンジ嬢をしていて、基本的にはお店に来てもらう誘導になっている「プロ」の人もいれば、「踏み活初心者です！育成してください！」みたいな人もいます。

内容は、過激です。

基本的にMの人を対象にしているので、女王様的なコメントなんですよね。

具体的に募集しているものもあります。

募集をしながらも、口調はSです。

挨拶もなく今日出来ますか？とかやめてくれる？私が暇だと思ってる？ 私は普通に今日も明日も仕事です、前もって言ってくれれば都合つけられるし準備出来るのに、当日に言うなんて以ての外、出直せ

あんまり見ていると頭がクラクラしてくるので、これくらいにしておきますが、完全にMな性癖がある人へのメッセージです。

昔は「SMプレイ」専門のお店があって、そういう人たちはお店に行っていましたが、それが個人でのマッチングになってきているようです。

危険ですね。

ただ、クラクラしながら内容も見ていたのですが、M癖な男性からの無理な要求や危険になりそうなことは、“S気質”を使ってうまく逃げている様子でした。

例えば、

駄々こねられても「我慢してね、家帰って●●したらちゃんと報告してね」と笑顔で言ってあげるといいの。おまえは家帰って●●ってろと暗に伝えるの。これが射精管理の主従関係にさせる第一歩。

みたいな感じですね。

ただ、これ、非常に危険ですよ。初心者や女子中学生が真似をするのは特に！！

SNSを見る限り、やっている人たちは報酬をもらうというよりは、「貢がせる」という方法をとっています。それもうまいことジラしながら。

こんなことは中学生高校生にはできないです。

Mの男性からすれば、貢ぐのは沼のように際限がないので、金銭的にしんどいでしょう。

そういうM男が、数千円で済む素人に移行するのは想像できます。

「自分が脱いだりキスしなくていい。罵倒して踏めばお金がもらえるんだ～」と軽く思っている中高生との需要と供給がマッチしてしまうのは危険です。

想像するだけでトラブルになりそうなことはいくつもあります。

考えてみれば、本当のM癖であれば、中高生の踏みつけや罵倒くらいでは物足りないはずなので、マッチングが成り立たない気がします。

「育成してください！」では全く興奮しないでしょう。Mですから。

なので、心配なのは、「そんなこともちょっとしてみたいけど、未成年と性交したい」というエセM男の毒牙にかかることですね。

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踏み活の相場は？

先ほど説明したように、踏み活の“プロ”の人たちは、報酬ではなく「貢がせる」ということで稼いでいるケースが多いので、相場というものはわかりませんでした。

では、今回逮捕トラブルになったような、中学生などはどんな相場で話しを持ちかけているのでしょうか？

逮捕された事件では、

「数千円を渡した」

とありました。

3000円～7000円くらいでしょうか？

非常に安いですよね？かえって危険に思います。

パパ活がざっくりと「食事で1万円。体の関係で3万円」と言われています。

この相場を知っている中学生が、「食事よりも安い金額だから大したことしなくていい」と思って手を出すと、痛い目に合うのでは？と思います。

そもそも目的を考えると、「踏み活」は売春とほとんど変わりません。

「踏み活」などというライトな言い方に誤魔化されず、気軽に手を出さないようにくれぐれも注意してほしいです。

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「踏み活」で起きたトラブル｜未成年者誘拐や不同意わいせつで逮捕

初めに踏み活に関する逮捕報道があったのは、2023年10月7日です。

• 容疑：未成年者誘拐
• 被害者：中学2年の女子生徒
• 加害者：山本淳史（32歳）住所/神戸市兵庫区菊水町6

報道には、こうありました。

女性が男性を踏みつけて報酬を受け取る「踏み活」をさせる目的で女子中学生を連れ去ったとして、兵庫県警は7日、神戸市兵庫区菊水町6、会社員、山本淳史容疑者（32）を未成年者誘拐の疑いで逮捕した。

逮捕容疑は、6日午後11時45分ごろから約1時間20分の間、神戸市長田区で、踏み活で誘った神戸市内の中学2年の女子生徒（14）を車で連れ回したとしている。生徒にけがはなかった。「間違いないです」と容疑を認めている。

引用：毎日新聞

この、「女性が男性を踏みつけて報酬を得る」に頭の理解が追いつかないという声が多く聞かれました。

1つ明らかなのは、逮捕容疑は未成年者誘拐なので、「踏み活」自体は現時点では違法ではないということです。

確かに、踏みつけて報酬を得ることを違法とする法律は無いので仕方ないのですが、性的興奮を求めてのことなのは容易に想像がつくので、警察も何か理由をつけて逮捕したかったのでしょう。

しかし今回女子中学生は、踏み活をしていた別の10代の友人から山本容疑者を紹介され、本人も同意の上で会っています。

その上、数千円の報酬も受け取っています。

これを誘拐というのは無理があったのか、山本容疑者は「処分保留」となっていました。

そして、10月25日に山本容疑者再逮捕の報道がありました。

警察も何か他に「わいせつ」に当たることをやっていないか、調べたのでしょう。

女子中学生は靴と靴下を脱ぐように言われ、右脚をなめられたということなので、「踏むだけでいいと言われたのになめられた」と訴えたかも知れませんね。

それにしても、今回被害になった女子中学生も友人に紹介されたと言っていますし、山本容疑者はインスタグラムで少女たちと連絡をとっていたと警察に話しています。

「踏むだけでお金がもらえる」と中学生高校生に浸透しているのではないかと非常に心配です。

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まとめ

この記事では、「踏み活」とは何かについてお伝えしました。

何のことはない、「SMプレイ」だったわけですが、そうとは知らずに軽い気持ちでやってしまっている中学生がいるのであれば、危険なので本当にやめてほしいです。

警察も今後取り締まれるよう何か手を打ってくるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。