うちの弁護士は手がかかる蔵前の「流川(るかわ)だ」の意味は?(3話)

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うちの弁護士は手がかかる
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「うちの弁護士は手がかかる」が好評です。

30年間サポートしてきた女優から突然解雇されてしまった、ムロツヨシさん演じる蔵前勉。

一方、最年少で司法試験に合格した、平手友梨奈さん演じる超エリートの新人弁護士・天野杏。

コミュニケーションが苦手でトラブル多発だけれど正義感の強い天野と、解雇にショックを受けながらも培ってきたマネジメント力で天野に尽くす蔵前の関係性が、だんだん変化していく様子も見どころの1つですよね。

第3話の最後では、2人がハイタッチならぬロータッチをする場面が描かれました。

その時にタッチされて喜んだ蔵前が、先生、流川(るかわ)だ」とつぶやきます。

「流川ってなんのこと?」と思った方もいるのではないでしょうか?

どういう意味だったのか、この記事で解説していきますので、ご覧ください!

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目次

蔵前の「流川(るかわ)だ」の意味は?

これは、バスケ漫画スラムダンクの山王戦で、桜木花道流川楓がタッチをかわすシーンになぞらえたんですね!

スラムダンク

スラムダンクの名シーンは?と言えば、必ずと言っていいほど取り上げられる場面です。

ブザービーターを決めた桜木が流川と手を合わせる場面ですが、まず前提として、桜木と流川の関係性を説明しておきます。

桜木は、流川のことを常にライバル視しており、流川は流川で、何かと自分に突っかかってくる桜木のことをあまりよく思ってはいない(あるいは相手にしていない)。

当然、大事な試合でもこのふたりの間でパスが通ることはほとんどなく、それが、湘北高校バスケ部のある種の「枷(かせ)」となっている。

つまり、常にいがみ合っていて、それがプレーにまで影響している2人なわけです。

そんな2人がなぜタッチすることになったのか。ストーリーをご紹介します。

残り時間数秒で、山王に絶望的なゴールを決められた湖北。

しかし諦めません。

速攻とはならなかったものの、赤木から流川へボールが託され、流川が攻め込みます。

最後のシュートモーション―――

スラムダンク

その脇にはシュートの準備をして待つ桜木。

スラムダンク

それを目にした流川がとった選択は、、、

スラムダンク

桜木へのパス。

スラムダンク
スラムダンク
スラムダンク

ブザービーターを決めた桜木。勝利に湧く湖北。

そして、桜木はある一点に向かって歩き出します。

その先には、流川が。

スラムダンク

手を顔を合わせた2人がとった行動が、このタッチ・・・!

スラムダンク

いがみ合っていた2人の初めての協力プレーと熱いタッチ、読者は皆、熱くなりました。

この、

いがみ合っていた2人の初めての協力プレー

という点が、3話の天野先生(演:平手友梨奈)と蔵前(演:ムロツヨシ)とリンクしていて、脚本家はそこを狙ったんでしょうね。

ハイタッチするほど表立って認めたくない。 でも心では認めてる。そんな描写でもあります。

ちなみにタッチしたあとの桜木と流川です。

スラムダンク

この、プイっという感じも、天野先生とリンクしてますね!

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うちの弁護士は手がかかる3話のストーリー(ネタバレ)

うちの弁護士は手がかかるシーン

10歳の少年、樋口翔(演;三浦綺羅)からの依頼で、翔の父親が母親に暴力をふるった傷害事件の弁護を引き受ける天野と蔵前。

父親の樋口(演:永岡佑)は日本代表としても活躍した元プロ野球選手でしたが、2年前にクビになり今は清掃のアルバイトをしていました。

樋口が妻、明乃(演:野村麻純)に暴力を振るったのは、3ヶ月前、明乃が翔を連れていなくなり、離婚を突きつけてきて言い争いになったのが原因です。

天野たちは明乃の代理人弁護士と示談交渉に臨みますが、その相手は、杏の異母姉妹、天野さくら(演:江口のりこ)が所長を務める「天野法律事務所」の弁護士、海堂俊介(大倉孝二)でした。

海堂は示談に応じる条件として、親権を明乃に譲ることを要求します。

樋口は心から翔を慈しんでいて、2人の生活を諦めたくないと思っています。

一方の母明乃は、実は酷い浪費家でホストと浮気をして、翔のことも裕福な実家から援助としてもらうための材料としか思っていないことが、蔵前の活躍もあり判明します。

うちの弁護士は手がかかるシーン

本心では父親と一緒に暮らしてキャッチボールをしたい翔ですが、母親に気を使って「父は野球ばかりでつまらない人だ」などとクールでいい子を演じています。

親権を争う裁判になり、翔を証人として証言台に立たせようとする海堂。

「お母さんが大好きで一緒にいたいです」というセリフを覚え込ませるのに余念がありません。

蔵前のナイスアシストで翔に会いに行く天野。

翔は、「僕、今度の裁判で証言するんです。お母さんと暮らしたいって。あの人、いい年して野球野球て言ってカッコ悪いし。好きなことがあるなら1人で生きていけばいいのに」などと、不自然なまでに父を否定します。

天野は、「本当の気持ちを察して欲しいなんて甘えないでください。あなたの気持ちを言葉にできるのは、あなただけなんですから」と言って去ります。

うちの弁護士は手がかかるシーン

一方の蔵前は、まだ野球にこだわり練習をしている樋口に会いに行き、「本当に諦めたくないものは何なのか?」と問います。

それは、野球ではなく翔だと答える樋口。けれど、かっこいい父親でいたいから野球を続けなければいけないと言います。

蔵前は、自分の仕事を例に出しながら、「誰かを支える“裏”でもいいじゃないですか。輝く翔くんの成長を裏で支えて生きていくのも、かっこいいですよ」と話します。

裁判の日、証言台に立ち、海堂から「お母さん、お父さん、どちらと暮らしたいですか?」と聞かれた翔は答えます。

「お母さん、、、」

ダメだったか、という表情の蔵前ですが、翔は続けます。

「は、1人で生きていけると思います。恋人もいるし、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんもいるから。でもお父さんは野球以外できないし、心配です」

「僕は、お父さんと約束した、キャッチボールがしたい!」

そして、母親の彼氏との食事に連れて行かれて、「この人をお父さんと呼べ」と言われることが、すごく嫌だったと泣きながら語ります。

「僕のお父さんはかっこ悪いけど、お父さんはお父さんだけなんだ」とポロポロ涙を流す翔。

うちの弁護士は手がかかるシーン

そこに天野が、樋口が翔との時間を確保するために野球を辞める覚悟を決めたことを裁判官に伝え、十分考慮してもらうよう依頼し、閉廷します。

親権を取るためには樋口の生活基盤がしっかりしていることが不可欠ですから、蔵前の説得が功を奏したのです。

キャッチボールする樋口親子を見ながら、蔵前と天野が話しています。

「勘違いしないでくださいね。別にあなたのおかげで勝てたと思ってませんから」と天野。

「先生、思ってることと言ってることが違うんじゃないですか?」とハイタッチの格好をする蔵前。

うちの弁護士は手がかかるシーン

何ですか?という表情の天野を見て、蔵前は上に上げていた手をだんだん下に下ろし、右手を差し出す格好に。

うちの弁護士は手がかかるシーン

しばらく見ていた天野は、パチンとその手をタッチします。

うちの弁護士は手がかかるシーン

「先生、流川だ」とニヤける蔵前。

「その、たまに見せるニヤケ顔、やめてもらえます?今後やったらクビです」という天野ですが、なんとなく歩み寄れた2人の雰囲気でした。

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まとめ

この記事では、「うちの弁護士は手がかかる」の第3話で、右手をタッチした天野先生に蔵前が、「先生、流川だ」という場面について、お伝えしました。

「流川だ」の意味は、スラムダンクの場面のことでした!

今後、天野先生と蔵前の関係がどうなっていくのか、また、天野杏と異母姉妹の天野さくらとの関係性にも注目ですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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