現在はNHKの大河ドラマなどでも活躍する真矢ミキさん。
宝塚時代は花組のトップスターでとてつもない人気でした。
そんな真矢さんは、在団中に篠山紀信氏による写真集を出版するなど、それまでの宝塚の常識を覆す「革命児」と言われていました。
この記事では、真矢さんが「革命児」と言われるようになった伝説3選について、画像とともにご紹介します!
真矢ミキのプロフィールと経歴
- 名前:真矢ミキ(旧芸名:真矢みき)
- 本名:西島美季
- 生年月日:1964年1月31日
- 年齢:60歳(2024年2月現在)
- 出身地:広島県広島市生まれ→大阪府豊中市育ち
- 血液型:O型
- 身長:166cm
■宝塚での経歴
1979年 宝塚音楽学校に入学
1981年 67期生として宝塚歌劇団に入団。花組に配属
1983年 「メイフラワー」で新人公演初主演
1990年 花・月・星・専科合同公演「ベルサイユのばら」でオスカル役
1995年 「エデンの東」でトップ就任
1998年 「SPEAKEASY/スナイパー」東京公演千秋楽で退団
1992年から1995年にかけては2番手ながらトップの安寿ミラさん(愛称:ヤン)とダブルトップ的な扱いで活躍。
「ヤンミキ」コンビとしてファンを魅了しました。
【画像】真矢ミキは宝塚時代に写真集!革命児と言われる伝説3選!
①在団中に写真集「Guy」の出版
タカラジェンヌが退団時に「サヨナラ写真集」を宝塚から出版することはよくあります。
しかし退団時でもなく、写真家に撮ってもらう写真集となると例がありませんでした。
1997年発売の、篠山紀信さんが撮り下ろした「Guy」は、とても斬新で大変な話題を呼びました。
- 舞台姿でない。
- 男性姿も女性姿もある。
- 「男性が女装している」という倒錯の世界観も。
“男役”ではない“男性”の真矢ミキがそこには存在し、“女性”の真矢ミキとからむ。
そして“男性”の真矢さんが女装している姿もあるという構成で、とにかくかっこよかったです。
宝塚歌劇団には、「男役は女性の格好をしてはいけない(スカートなど)」という暗黙の了解がある中、超越した画期的な作品でした。
2024年1月の篠山紀信さんの訃報には、インスタで写真集撮影を振り返りながら追悼をされていました。
②長髪やナチュラルな舞台メイク
真矢さんも当初はいわゆる一般的な、青いアイシャドーに太い眉、真っ赤なリップという濃い宝塚メイクでした。
しかしトップ就任後、まずブラウン系のメイクになっていきます。
退団時の「SPEAKEASY」では、もうまったく宝塚の規格外で、長髪で薄いメイクになっています。
とても斬新でかっこよかったですね。
③武道館で単独ソロライブ
1998年7月には、現役タカラジェンヌ初となる日本武道館でのソロライブ「MIKI in BUDOKAN」を開催。
シャ乱Qのつんくさんをトータルプロデュースに迎え、「いいわけ」「ズルイ女」などを披露。
「すみれの花咲く頃」のロックバージョン「すみれの花咲く’98.7」では、客席も巻き込んで大盛り上がりでした。
ほんとうに、宝塚の慣習をものともしない革命児でしたね。
まとめ
この記事では、宝塚時代の真矢ミキさんが「革命児」と言われる理由についてご紹介しました。
筆者も、あの薄メイクで「男性の色気」を感じさせる真矢ミキさんのファンでした。
斬新でしたね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。