文春に性加害疑惑は報じられていた松本人志さんが芸能活動を休止すると、所属する吉本興業から発表されました。
活動休止という判断をしたのは、なぜなのでしょうか?
また、いったいどれくらいの休止期間になるのかも気になります。
この記事では、活動休止の理由を深掘りし、休止期間がいつまでになるのかを検証しましたので、ご覧ください!
※文春の松本人志性加害疑惑放送の内容詳細はこちらの記事をご覧ください。
松本人志芸能活動休止の理由は?
裁判に注力する
松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。
引用:吉本興業公式サイト
松本さんは週刊文春の性加害疑惑報道に対して、裁判に挑むようです。
裁判となった場合、弁護士との打ち合わせや証拠の提出など、時間もストレスもかかることが想定されます。
そのため、「お笑いと両立できない」という判断をしたようです。
これまで、記者会見は開いていませんが、自身のXなどで反論をしてきました。
ファンからは、松本さん本人から話しを聞きたいという声もありますが、全ては法的に対応するということでしょう。
ただ、1月8日の19:28、自身のXで、ワイドナショーへの出演をされると投稿しています。
活動休止発表と前後しているのでわからないとことはありますが、注目です。
事実無根なので闘いまーす。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) January 8, 2024
それも含めワイドナショー出まーす。
スポンサー離れ
松本さんが出演する番組で、スポンサー離れが進んでいると言われています。
実際、以下の番組では、ACジャパン広告への差し替えが一部見られました.
2023年12月29日放送
フジテレビ系列
「人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャルin福岡」
2024年1月4日放送
日本テレビ系列
「ダウンタウンDXDX」
性加害疑惑が報道される中、企業イメージを考えてCMを止めたい企業があったということです。
テレビ局側との契約があるので、CM出稿はすぐに止めることができません。
そのためAC広告への差し替えとなったと思われますが、このまま問題が長引けばスポンサーの撤退ということになり、番組への影響が大きくなります。
関係者への迷惑を考えて
スポンサー問題は、番組の継続にもかかわるので、テレビ局や広告代理店への影響はもちろん、他の出演者へも迷惑がかかることが予想されます。
吉本興業の発表では、
- お取引先を含めた関係者の皆様に対しても問い合わせ等が相次いでいる
- このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる
と説明しています。
松本人志の芸能活動休止期間はいつまで?
気になるのは活動休止期間ですが、理由が「裁判に注力すること」となると、
裁判で判決が出るまで復帰しない
可能性があります。
裁判は、まずは地方裁判所で争われ一審判決が出ます。
どちらかが判決に不服で控訴をした場合、高等裁判所で二審が争われます。
二審でも控訴した場合最高裁となりますが、最高裁は憲法解釈をめぐるものや特別重要なもの以外は控訴を棄却されることが多いです。
松本さんの裁判がどれくらいかかるかはわかりませんが、ジャニー喜多川の性加害を巡る、文春(文藝春秋)とジャニーズ事務所の争いは、3年8ヶ月かかりました。
■1999年11月
ジャニーズ事務所とジャニー喜多川氏が、〈「ジャニーズの少年たちが『悪魔の館』(合宿所)で強いられる“行為”」〉など計8本の記事について、文藝春秋を名誉毀損で提訴。
「セクハラ被害」以外にも、合宿所等での日常的な飲酒喫煙、所属タレントの万引き事件、メンバーに対する冷遇措置など争点は9点。
■東京地裁(2002年3月27日判決)
文春側が5つの争点で敗訴。計880万円(ジャニーズ事務所とジャニー喜多川氏に対して、それぞれ440万円)の支払いをするよう文春に命じる。
これに、双方が不服を唱え控訴します。
■東京高裁(2003年7月15日判決)
文春側が4つの争点で敗訴。セクハラ被害については「記事の主要部分は真実性の要件を満たしている」と認定。計120万円(ジャニーズ事務所とジャニー喜多川氏に対して、それぞれ60万円)の支払いに減額される。
文春は控訴せずジャニーズのみが控訴したが棄却。高裁判決が確定。
この裁判の場合、争点が9点もあったため、長引いたという側面はあります。
松本さんが文春を訴えた場合、争点がいくつになるかわかりませんが、場合によっては長引くことも考えられます。
また、判決結果次第では、復帰が難しくなる可能性も否めません。
松本人志が芸能活動休止!吉本興業発表全文
吉本興業からの発表内容の全文です。
松本人志の今後の活動に関するお知らせ
当社所属タレントである松本人志(以下、松本)につきまして以下のとおりご報告いたします。
はじめに、昨年12月27日以降の様々な報道により、関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けし、また、いつも応援してくださっている皆様に対し、大変なご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。
同日発売の週刊誌に掲載された記事に対する当社の認識は、既にコメントを出しているとおりでございます。
しかしながら、その後、当社及び松本だけでなく、お取引先を含めた関係者の皆様に対しても問い合わせ等が相次ぎ、松本のテレビ出演を巡る記事が度々掲載されるなどしておりますところ、このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。
突然の活動休止となり、放送局をはじめ関係者の皆様には大変なご迷惑をお掛けすることとなり誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
そして、松本の出演等を楽しみにしてくださっているファンの皆様には更なるご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございませんが、再びダウンタウン松本人志として活動する日をお待ち下さいますようお願い申し上げます。
まとめ
この記事では、松本人志さんの芸能活動休止について、理由や期間がどうなるかをお伝えしました。
多くの番組に出演している松本さんなので、影響が計り知れません。
今後の行方に注目です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。