プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人軍)の元選手、松本竜也容疑者が、清掃業務中に腕時計を盗んだ容疑で逮捕されました。
松本さんは英明高校出身で巨人にドラフト1位指名された左腕。
高校や巨人軍での成績はどうだったのでしょうか?
この記事では、
- 松本竜也さんのプロフィールと英明高校時代
- 巨人1位指名の経緯と成績
- 野球賭博で永久追放の経緯
これらについてお伝えしますので、ご覧ください。
松本竜也のプロフィール・英明高校で甲子園出場!

- 名前:松本竜也(まつもと りゅうや)
- 生年月日:1993年4月29日
- 年齢:31歳(2024年5月現在)
- 出身:香川県木田郡三木町
- 学歴:三木町立三木中学校→英明高等学校
- 投/打:左/左
- 身長/体重:193cm/90 kg
- ポジション:投手
元社会人野球選手だった父・泰記さんと、母・千秋さんの元に生まれた松本竜也さん。
父の影響で幼少期から野球に親しみ、小学3年の時に「平井軟式スポーツ少年団」で本格的に野球を始めます。
※松本竜也さんの父については、こちらの記事をご覧ください。

三木中学校時代に既に頭角を現し、2年生時の香川県大会で7回15奪三振で完全試合を達成!
四国中学校秋季大会でもチームを準優勝に導きました。
高校は、英明高校に進学。
当時の英明高校野球部は創部したばかりで実績もありませんでしたが、監督の香川智彦さんは、かつて父・泰記さんが寒川高校で指導を受けた恩師。

信頼して息子に進学を勧めたそうです。
「英明を甲子園へ連れて行く」
と松本竜也さんが誓った言葉通り、2年生時と3年生時に全国高校野球大会にチームは出場。
3年生の時にはエースとして活躍し、2回戦敗退ではありましたが、18回を投げ3失点(自責点1)、20奪三振をマークして注目されます。

190cmを超える長身で左腕だったことから、「英明のランディ・ジョンソン」との異名もとりました。
松本竜也は巨人ドラフト1位指名選手
2011年のプロ野球ドラフト会議で巨人は、原監督の甥であり、かねてから“相思相愛”だった菅野智之投手(東海大学)を1位指名します。

しかし、日本ハムファイターズも強硬1位指名。
抽選の結果、日ハムが交渉権を得ました。
外れ1位として巨人は松本竜也さんを指名。
再び横浜ベイスターズと競合しますが、抽選の結果巨人が交渉権を獲得しました。

当日は、経緯を見守っていた本人・ご両親はもちろん、英明高校関係者や三木町は喜びに沸き、父・泰記さんは、
「どこでも何位でもいいから指名してほしいと願っていた。伝統のある大きな球団。まさかのまさかです」
と涙を浮かべコメント。

親子2代に渡る夢が叶った瞬間でした。
松本竜也の巨人での成績は?

巨人軍での背番号は、41。
期待のドラフト1位選手でしたが、2012年から2015年までの在籍期間中に一軍の出場はありません。
2013年には、右側第1肋骨の疲労骨折が判明して手術。
高校当時は142km/hをマークしていた球速も、常時130km/hと落ちてしまっていました。
オフに体作りに専念して迎えた2014年は、二軍開幕戦で先発登板するなど16試合に登板しましたが、3勝10敗に終わっています。
野球賭博で契約解除&永久追放
2015年10月21日、巨人の福田聡志投手が野球賭博に関与していた問題が発覚。
日本野球機構の調査により、笠原将生投手、松本竜也投手も2014年の試合で野球賭博に関与していたと発表されました。

この事態を受け、巨人は11月9日、松本さんを含む3名の契約解除を発表。
これだけなら他球団で野球を続けることも可能でしたが、翌11月10日には、日本野球機構が3選手を「失格選手」として公示します。
これにより、プロ野球界で一切の活動ができないことに。
いわゆる、永久追放となっています。
その後は、土木工事のバイトなどをしながら復帰を目指していましたが、近年自身で清掃会社を立ち上げていました。
※松本竜也さんの清掃会社やそれまでの生活については、こちらの記事をご覧ください。

しかし、その清掃作業中に時計を窃盗するという事件を起こしてしまいました。
まとめ
この記事では、巨人の元投手、松本竜也さんの経歴をご紹介しました。
ドラフト1位指名選手の、野球賭博、窃盗とショッキングな事件ですが、思うような活躍ができない中で歯車が狂ってしまったのでしょうか。
残念です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こちらも:松本竜也(元巨人)の父は元野球選手!野球賭博事件の処分に不満も

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