2023年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議で、高校通算62本塁打を誇る広陵高校の真鍋慧内野手が、まさかの指名漏れとなりました。
ドラフト前には各球団から高い評価を得ていたので、驚きの声も出ています。
実は真鍋選手は、各球団へ「3位までの指名がなければ大学へ進学する」と伝えていたそうで、指名漏れはその影響もありそうです。
今回のドラフトの結果により、真鍋選手は大学へ進学して野球を続けることになりますが、どこの大学へ行くのでしょうか?
有力候補を検証してみましたので、ご覧ください。
真鍋慧(広陵高校)プロフィール
真鍋選手のプロフィールです。
- 氏名:真鍋慧(まなべけいた)
- 愛称:ボンズ
- 生年月日:2005年6月17日
- 出身地:広島県
- 身長・体重:190cm・90kg
- ポジション: 内野手
- 投/打:右/左
- 50メートル走:6秒3
- 遠投:105m
- 所属チーム歴:みどり坂小(瀬野ソフトボールクラブ)→瀬野川東中(広島安芸リトルシニア)→広陵高校
恵まれた体格と、豪快なホームランから、元メジャーリーガーのバリー・ボンズ選手にちなんで「広陵のボンズ」と呼ばれる真鍋選手。
広陵高校の中井監督も「広陵史上最も飛ばす男」と評価しています。
高校では1年の夏から主軸を打ち、秋から4番に抜擢。
明治神宮大会に出場し、決勝戦で大阪桐蔭高に敗れたものの、3試合で15打数8安打、5打点、1本塁打と打ちまくり、準優勝に貢献しました。
高校通算本塁打は62本で、花巻東の佐々木麟太郎選手、九州国際大付の佐倉侠史朗選手と共に、“高校ビッグ3”と言われています。
真鍋慧(広陵高校)事前には高評価もドラフト指名漏れ
ドラフト前には、
振り切るスイングで強い打球を放ち、飛ばす飛距離は世代ナンバーワンと称される高校通算62発の左打ちの強打者。多くのプロスカウトから注目を集めており、上位での指名が予想される。
引用;ベースボールチャンネル
などと、指名間違いないという予想でした。
地元の広島や中日が注目していると言われていましたが、その他の球団からも高い評価を得ていました。
▼ヤクルト 小川GM
「ホームランバッターとしての素質が感じられる。ボールを遠くに飛ばす体の力が備わっている。さらに伸びる可能性を持っている」
▼オリックス 牧田副部長
「魅力のある選手。自分のスイングをして高く上がった打球がなかなか落ちてこないのを見て、さすがだなと思った。近年では清宮幸太郎君(日ハム)のような長距離砲として育てられる素材だと感じる。将来的には(球史に)名前が刻まれる選手になるんじゃないか」
このように絶賛でしたが、結果は指名漏れ。
これについてドラフト会議後、本人に代わって取材対応した中井哲之監督が「各球団には、担当スカウトを通じて3位までの順位縛りをしていた」と説明しました。
一部ネットにあるような、生意気だと思われたということではなく、今回は大学生投手を中心に豊作だったこともあり、3位以内の指名には至らなかったのでしょう。
大ショックを受けているという報道がありましたが、今後は大学に進学し、4年後のプロ入りを目指す意向です。
では、どこの大学へ進学するのでしょうか?
広陵真鍋慧の進学先大学はどこ?
目指す大学名については公表されていないので、ネットでもどこに行くのだろうと話題です。
広陵高校の真鍋くんは進学か〜 どこの大学に行くんぢゃろか…。地元なんぢゃけ3位くらいで取りゃよかったのに。
— いずみん (@johiNAf2pOoRckQ) October 26, 2023
真鍋大学どこ行くんだろ
— KEI (@KeiTfsh0520) October 26, 2023
今ある情報と、状況から検証してみました!
法政大学
真鍋慧選手には兄がいます。
真鍋 駿(まなべ たけと)さんといい、現在法政大学野球部の4年生内野手です。
進学先は兄のいる法政大学?という声がありますが、兄の駿選手は「広島商業高校」出身で4番キャプテンとして甲子園に出場した選手です。
通常進学は、高校と大学の繋がりやルートが大事にされるので、少なくとも「兄がいるから」という理由で進学することはないでしょう。
明治大学
広陵高校出身でプロ野球で活躍する現役選手には、広陵高校→明治大学と進学してプロになっている選手が多いので、明治大学という声が出ています。
オリックスの福田周平選手、DeNAの佐野恵太選手、日ハムの上原健太選手などですね。
真鍋は広陵からだと明治でしょう
— いっちゃん (@itchi_2896) October 26, 2023
六大学で頑張ってドラ1で指名されてほしいね
真鍋は明治入って佐野ルートでプロに来そう
— そたろ(giantsファン) (@sotaro_g15) October 26, 2023
早稲田大学
早稲田大学もやはり、広陵高校→早稲田で活躍している選手が多いため、名前が上がります。
日ハムの有原航平選手や、元阪神の上本博紀選手です。
また、広陵高校から早稲田大学へスポーツ推薦で入学し、首位打者になるなど活躍。その後、JR東日本でも活躍した、丸子達也選手の印象も強いでしょう。
真鍋は広陵だから早稲田かな
— さんがわ🤟🍣 (@sangawasan9) October 26, 2023
早稲田産のスラッガーってあんまりイメージないからできれば東都行って欲しいが
真鍋は広陵→明治 or 早稲田のルートだろうし、大学で大きく育って欲しいね
— U@ゴリニキ (@gorinikint_uw) October 26, 2023
真鍋は早稲田行った丸子と重なるんよなあ
— sohey (@w_so_he_w) October 26, 2023
大阪商業大学
ここまで、東京六大学を候補に上げてきましたが、実は問題があります。
六大学の推薦はもう終わっています。
プロ志望するということで、真鍋選手は声をかけてくれた大学に断りの連絡を入れています。
六大学はドラフト待ちも不可のはずなので、行くなら一般入試となり、真鍋選手の学力の情報がないので何とも言えませんが、難度は高いです。
そこで候補に上がるのが、大阪商業大学。
理由は、恩師である広陵高校の中井哲之監督が、広陵高校→大阪商業大学という経歴だからです。
真鍋は推薦ないやろうし大商大ルートになるん?
— ノースリバー (@giyamann) October 26, 2023
真鍋慧、今後は大学進学とのことだが、今からでも間に合う大学、二部のある強豪近大、入試のハードルに低い大商大、東北福祉大あたりか?
— rmboardjp (@rmboardjp) October 26, 2023
まあ真鍋は大商大いくんやろな
— 実況ぱわふるアマ野球 (@based_drafter) October 26, 2023
東恩納は東都のどっかで枠空いてへんか?
真鍋、学力あれば明治か早稲田、ないなら大商大かな。
— ネル・シャココ (@za_nmai) October 26, 2023
「監督の関係の大学に行く」と話していたという情報もありますし、大阪商業大学が濃厚かもしれません。
まとめ
この記事では、2023年プロ野球ドラフト会議で残念ながら指名漏れしてしまった、広陵高校の真鍋選手の進学先についてお伝えしました。
結論的には、学力があり一般入試で合格できれば明治大学。
そうでなければ、大阪商業大学。
という線が濃厚です。
いずれにしても、大学で更に成長して、4年後に堂々と1位指名される姿を見たいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。