デザイナーの桂由美さんが、2024年4月26日に94歳で死去されました。
桂由美さんと言えば、ウェディングドレスを日本に広めた先駆者で、世界で活躍するウェディングデザイナー。
後継者は誰になるのか気になります。
調べたところ、ユミカツラのデザイナー3人が意思を継いでいかれるとのこと。
この記事では、桂由美さんの後継者となる3人の方々の経歴や実績についてお伝えします。
桂由美の後継者はユミカツラのデザイナー3人!
株式会社ユミカツラインターナショナルはInstagramの公式アカウントで、桂由美さんの死去を伝えるとともに、後継者についても公表しました。
「ユミカツラのデザイナーであり、30年以上桂由美の右腕として共にクリエイションをしてきた藤原綾子・森永幸徳・飯野恵子の3名が率いるユミカツラのクリエイティブチームが、桂由美の想いと遺産が生き続けるよう、後任としてコレクションの制作を託されました」
桂由美さんにはお子さんがおらず、身内にデザイナーはいらっしゃいません。
※桂由美さんの子供や旦那(夫)については、こちらの記事をご覧ください。
後継者は、長年桂さんと共に制作されてきた、クリエイティブチームの方々になります。
では、どんな経歴なのでしょうか。
画像とともに紹介します。
【画像】桂由美の後継者3人の経歴や実績は?
藤原綾子(アクセサリーデザイナー)
- 1987年~現在:ユミカツラのアクセサリーデザイン担当
- コーディネートディスプレー
- ライセンス商品の企画やデザイン
- ライセンスの商品監修
ウェディングドレスに不可欠なアクセサリーを始め、ブーケやテーブルアートのデザインを担当。
1987年から37年にも渡り、桂由美さんを支えてきました。
フェアの会場に足を運んで来場者にコーディネートを提案したり、講演会の講師など、世の中への発信も積極的にされています。
「新しい素材へ挑戦、卓越した技術を持つ方との出会いなど、常に切磋琢磨しながら、ユミカツラならではのアクセサリーをこれからも創っていきます。今はアクセサリーを脇役から主役にする挑戦をしています。」
引用:ユミカツラ公式HP
森永幸徳(レンタルドレス担当)
- 1988年:ユミカツラに就職
- 2000年:独立し「YUKINORI MORINAGA FOR WEDDING」を設立
- 2001年:ウェディングドレスショップ「1+1」(ワンプラスワン)をオープン
- 2007年:社名を「YUKINORI MORINAGA」に変更
- 2013年:ドレスメーカー「アルファブランカ」とデザイン契約
1966年に大分県に生まれた森永さんは、今年58歳。
文化服装学院アパレルデザイン科卒業を卒業し、ユミカツラに就職。
2000年に独立しましたが、ユミカツラのレンタル部門デザイナーとして契約をして、桂由美さんの元でお仕事を続けてきました。
日本を代表するデザイナーとして、ベビードレスを制作する会社のアドバイザーなども務めています。
「花嫁が運命のドレスに出合うその瞬間を思い描きながらユミカツラらしいドレスを創り続けます。」
引用:ユミカツラ公式HP
飯野恵子(販売ドレス担当)
- 販売ドレス担当
- プレタクチュール担当
■プレタクチュールとは?
プレタポルテとオートクチュールの合成語でセミオーダーのこと。
コレクション時のモデルコーディネートのチェックを桂由美さんと一緒に行うなど、信頼されているデザイナーです。
「『花嫁が360 度きれいに見える』という、ユミカツラのドレスの本質を守り、常にデザインをしていきたいと思っています。」
引用:ユミカツラ公式HP
まとめ
この記事では、2024年4月26日に亡くなられた桂由美さんの後継者についてお伝えしました。
偉大な桂さんの後を継ぐのは大変なプレッシャーだと推察されますが、これからも花嫁さん憧れのドレスを制作していってほしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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