上田敬博医師の経歴は？医者一族で従兄弟は芥川賞作家の平野啓一郎！

熱傷治療のスペシャリストと言われる、上田敬博(うえだ たかひろ)医師。

確かな腕と粘り強い治療で、これまで多くの患者さんを救ってきた医師です。

そんな上田医師について詳しく深堀りしてみました。

この記事では、

これらについて詳しくお伝えしますので、ご覧ください。

上田敬博医師のプロフィール

上田医師は、九州大学病院の勤務医の家に生まれ、幼稚園の時に父の医院開業のため北九州市に一家で移住しました。

優秀な外科医である父に比べ、かけ算を覚えるのもクラスで一番遅い自分に劣等感を抱いていたそうです。

小学校4年生から6年生まではサッカー部に所属していましたが、ラグビーの平尾誠二選手に憧れて中学と高校ではラグビー部に所属。

大学のときには、大阪の社会人のクラブチームでプレーしていたほどでした。

医師になってからの10年ほどは仕事に没頭していましたが、ブランクを経て、兵庫のクラブチーム「SCIX」に加入。

現在も若い仲間とラグビーボールを追いかけています。

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上田敬博医師の学歴

中学

上田医師の両親は、父は九州大学医学部出身、母も同志社大学出身で高学歴ですが、意外にも教育熱心ではなかったと言います。

僕の両親は教育熱心ではなかったですね。家庭の教育方針もあって、小学校の６年間は部活のサッカー以外、何もしていませんでした。塾も、習字も、そろばんも、習い事は何もしていません。

引用：SCIX創設20周年WEB連載企画

私立中学を受験しましたが落ち、公立中学に進んだそうです。

中学では、ラグビーに没頭しました。

高校

高校は、私立の福岡大学附属大濠高校へ進学しましたが、第2志望だったとか。

塾に通い始めたのも中学生になってからです。それでも高校は第一志望は落ちて、第二志望の私立に進みました。

引用：SCIX創設20周年WEB連載企画

とは言え、福岡大学附属大濠高校は、偏差値62〜71。

十分優秀ですね。

大学

医師になるべく、父と同じ国立の九州大学を受験しますが、不合格。

三浪ののちに、近畿大学医学部(偏差値66)に入学します。

父は国立大学志向が強く、私立に進学した上田医師に、

「医者になっても認めない」

と言ったそうです。

上田医師は、父を見返すために勉学に励みました。

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上田敬博医師の職業経歴

大学卒業後の経歴です。

1999年	近畿大学医学部医学科 卒業、東神戸病院 研修医
2000年	神戸協同病院 研修医
2001年	大阪府済生会千里病院千里救命救急センター レジデント
2004年	神鋼加古川病院循環器科 レジデント
2005年	江戸川病院循環器科 レジデント
2006年	兵庫医科大学病院 救急・災害医学教室（救命救急センター）助教
2010年	兵庫医科大学病院救命救急センター 副センター長
2014年	兵庫医科大学医科学研究科（生体応答制御系）博士課程 修了
2016年	Robert Wood Johnson Univ.Hospital 外傷センター
2018年	近畿大学医学部附属病院 救命救急センター 講師
	近畿大学医学部附属病院 熱傷センター 設立
2020年	鳥取大学医学部附属病院 救命救急センター 教授
2021年	鳥取大学医学部大学院医学系研究科 救急災害医学 教授
2022年	鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター 教授

卒業後は心療内科へ進むことを考えていたそうですが、東神戸病院で救急医療に巡り合い、救急医に。

7年目になって熱傷治療を手がけるようになり、今ではエキスパートと言われています。

2018年4月から母校の近畿大学病院で勤務。

翌2019年7月18日に京都アニメーション放火殺人事件が発生しました。

数々の病院の救救命救急センターの再建を手掛けてきた実績を買われ、2020年からは鳥取大学医学部附属病院で力を発揮されています。

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上田敬博医師の家系は医者一族！

上田医師は医者の家系に生まれています。

両親から「医者になれ」と言われたことは一度もないそうですが、言われなくてもプレッシャーは感じていたと言います。

父親の弟も妹も医者で、その子供らも医学部に進んでいたので、医学部に行かなかったらドロップアウトみたいな雰囲気がありました。

引用：SCIX創設20周年WEB連載企画

“無言のプレッシャー”ですね。

従兄弟たちも医師という、正に医者一族です。

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上田敬博医師の従兄弟は芥川賞作家の平野啓一郎！

そんな医師ばかりの一族の中で、1人だけ文系に進んだ従兄弟がいたということです。

僕の従兄弟に芥川賞作家がいるんですけど、彼だけは文系に進んで作家になりました。芥川賞をとった時は、僕らのファミリーに一石を投じた感じがして、それがカッコよく見えましたね（笑）。

引用：SCIX創設20周年WEB連載企画

いったい誰だろうと調査したところ、上田医師の従姉妹で「ゆうかデンタルクリニック」院長の佐藤夕香さんのプロフィールで判明しました。

芥川賞作家 平野啓一郎、京都アニメーション放火殺人事件容疑者救命をした鳥取大学救命救急センター教授 上田敬博、佐賀大学眼科教授 江内田寛を従兄弟に持つ。

芥川賞作家の従姉妹というのは、京都大学在学中に『日蝕』で芥川賞を受賞した平野啓一郎さんでした！

上田医師が、医師の仕事サイト「民間医局」のインタビューで、

愛読書というよりも、最近は小説家・平野啓一郎の作品をよく読みます。

と答えていたのは、従兄弟だからだったのですね。

平野さんは1人だけ文系とは言え、芥川賞を受賞したとなると、親戚一同“ドロップアウト”とは誰も思っていないでしょう。

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まとめ

この記事では、上田敬博医師の経歴や医師一家であること、従兄弟の芥川賞作家についてお伝えしました。

非常に精力的に患者を救い、ラグビーに情熱をかたむける上田先生。

これからも活躍していただきたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。