2024年4月26日に、デザイナーの桂由美さんが死去されました。
94歳でした。
桂由美さんには、子供はいらっしゃいません。
この記事では、死別した旦那さんとの結婚生活や、子供がいなかった理由になどについてお伝えします。
ご覧ください。
桂由美のプロフィール
- 名前:桂由美
- 本名:結城由美
- 生年月日:1930年4月24日
- 没年月日:2024年4月26日(94歳)
- 出身:東京都小岩
- 学歴:共立女子中学・高校・大学
- 職業:ウェディングデザイナー、実業家
桂由美さんは、旧郵政省の官吏である父と、洋裁学校(現在の東京文化デザイン専門学校)を立ち上げた母の間に長女として生まれました。
1965年、日本初のウエディングドレス専門店をオープンし、ウェディングデザイナーとしての活動を始めます。
当時の日本の結婚式では和装が中心でドレスの着用率は3%でしたが、桂さんの活躍もあり日本中にウェディングドレスが広まりました。
1981年、ニューヨークショーで代表作となる「ユミライン」を初披露して世界にも名が知られることに。
■ユミラインとは?
マーメイド型のドレス。体型を選ばず理想のプロポーションを描く魔法のドレスと言われている。
1993年にはローマ法王へ祭服を献上。
パリやNYをはじめ世界30か所以上の都市でショーを開催し「ブライダルの伝道師」とも称され、世界的に活躍していました。
桂由美の旦那(夫)は元大蔵省の官僚で弁護士だった
桂由美さんは、1972年に結婚されました。
夫は、元大蔵省官僚の結城義人さん。
桂さんが42歳、結城さんが53歳、お互いに初婚でした。
桂さんは40代になるまで仕事に邁進してきましたが、結婚に興味がなかったわけではありませんでした。
ただ、譲れない条件があったそうです。
- 尊敬できる人であること
- きちんと自分の仕事を持っている人
- 私の仕事を手伝おうとしない人
想像ですが、有名デザイナーということで、お金目当てに近づく人も多かったのかも知れません。
そんな時に、知人に紹介されたのが結城さん。
結城さんは安定した地位と収入があるためお見合いには引っ張りだこで、桂さんの前に36回のお見合いがあったと言います。
しかし、早くに父親を亡くし、母と同居していたこともあって、妻になる人に苦労をかけたくないと結婚には消極的だったようです。
ところが、桂さんとはすぐに意気投合。
「20年前に会いたかった」
と結城さんがプロポーズし、結婚されました。
夫の結城さんは60歳で司法試験を受けて弁護士になり、桂さんは勤勉な夫をとても尊敬していたと言います。
残念ながら、結城さんは1990年、71歳で死去。
18年の結婚生活でした。
桂由美には子供も孫もいない
お2人の間にお子さんはいません。
そのため、お孫さんもいないことになります。
晩婚だったというのもありますが、お互いに仕事に邁進して多忙たったこともあるようです。
それでも、桂さんの海外出張にスケジュールを合わせて結城氏が合流するなどご夫婦の時間を大切にしていたそうです。
あるときは、イスタンブールの空港で待ち合わせというまるで映画のワンシーンみたいな一幕もあり、また、パリでの夜はお互いが日中の仕事を終えた後に、オペラ座でバレエを楽しんだ。そして常に、行く先々でも、たくさんのことを語り合った。
引用:独立メディア塾「あの日のこと」
お互いに尊敬しあい、気の合う相手として仲睦まじかった様子がわかりますね。
桂由美さんには子供がいないため、後継者はユミカツラで長年右腕として活躍してきた3人のデザイナーとなることが発表されています。
※桂由美さんの後継者の方の経歴などについては、こちらの記事をご覧ください。
これからも桂由美さんの思いは引き継がれていくんですね。
まとめ
この記事では、94歳で亡くなった桂由美さんの子供や旦那さんについてお伝えしました。
御冥福をお祈り致します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こちらも:【画像】桂由美の後継者はユミカツラのデザイナー3人!経歴や実績は?