中日ドラゴンズの内野守備走塁コーチの荒木雅博さんが、2023年シーズンをもって中日ドラゴンズを退団することが発表されました。
ファンからは「考えられない」「ショック」という声が聞かれる一方で、侍ジャパンの監督に就任した盟友の井端弘和さんから呼ばれたのではないか?という声も聞かれます。
この記事では、荒木コーチの退団理由をご紹介しながら、侍ジャパンコーチ就任の可能性を探ってみます!
荒木雅博コーチ中日退団理由は?
球団から、荒木雅博内野守備走塁コーチ、西山秀二バッテリーコーチ、中村紀洋2軍打撃コーチの退団が発表されました。
荒木コーチのコメント
結果が出なかったのでやめさせていただきます。若い子には、継続してやるということを伝えてきた。
何年後かに言っていたことが分かってくれればうれしいです。
「結果が出なかったからやめさせていただきます」というコメントから、解任ではなく自分から申し出たことがわかります。
「結果が出なかった」とは具体的にどういうことか
荒木コーチは内野守備走塁コーチですので、今シーズンの中日ドラゴンズのエラーと盗塁の数を見てみます。
◎チーム失策数(※2023年10月3日現在)
- 巨人 53
- DeNA 69
- ヤクルト 70
- 中日 79
- 阪神 82
- 広島 82
◎チーム盗塁数
- 阪神 79
- 広島 78
- ヤクルト 62
- 巨人 48
- 中日 36
- DeNA 33
失策数は最下位ではありませんが、79というのは多いですね。
そして数字以上に、シーズン序盤でのものすごいエラー数が印象に残ってしまっています。
5月20日時点のエラー数をご紹介します。
- 巨人 15
- 広島 17
- ヤクルト 18
- DeNA 19
- 阪神 21
- 中日 31
圧倒的最下位で、5月14日のヤクルト戦ではなんと一日で4個のエラーを記録するなど、とにかく失策が目立っていました。
中日ドラゴンズはかつては「ディフェンス王国」を言われ、2004年・2019年には45失策とセ・リーグ最小記録をマークしていることを思うと、寂しい限りです。
何より、その2004年当時に井端弘和さんと二遊間を守り鉄壁の守備を誇った荒木雅博コーチには、守備力向上への期待が大きかっただけに、今回の決断となったと思われます。
また、盗塁数も少ないですが、それ以上に大事な場面での牽制死が目立ったシーズンでした。
岡林は盗塁のレベルがあがればもう一段階上の選手になるなー。
— きょんどら (@yRRC1lMNRo61245) September 18, 2023
中日は牽制死多くのはなぜだ?
荒木コーチ頼みます😂
これらの結果の責任を感じての退団ということですが、ネットでは、それは荒木コーチの責任か?と疑問の声も多く聞かれます。
荒木雅博コーチ退団に対するネットの声
ドラゴンズ 低迷これはね、荒木コーチだけの責任じゃない。荒木が育てた選手、トレードとか出しちゃうじゃん。もうなんなの。井端中日監督になった暁に荒木ヘッドで帰ってくればいいよ。正直、立浪とはあわないよ。
— めもち (@yk_Dor_Cc) October 4, 2023
ドラゴンズ荒木コーチ退団か。龍空はそれなりになったけど、他の内野手がああボロボロじゃ責任取るのもやむを得ないのかもしれないが…。本来ならまず責任を取るのは監督のはずなんだがな。
— 上馬場健弘 (@fortyguns) October 4, 2023
今年の内野守備の拙さを荒木コーチに責任を取らせるのは納得いかん
— 高海坂わく🍏 (@wakuron01) October 4, 2023
今シーズンの中日ドラゴンズの内野手は、シーズン途中でのトレードや2軍との入れ替えなどでコロコロコンバートされ、まずポジションに慣れるところから始まっていた感はあります。
それを、コーチの責任にするのか?という意見ですね。
もちろん、とにかくショックだという反応が一番多かったです。
荒木コーチ退団でショックを受けてる😱
— ひさき (@hisaki8888) October 4, 2023
現役時代から応援してたからなおさらショック😭
中日最下位より荒木コーチ退団のほうがずっとショックだわ…
— Masayo🦁35&16&19&29&1推し (@fieldpond) October 4, 2023
荒木コーチ退団まじ?????
— かぺら (@nyahonyaho89) October 4, 2023
やばない???????????
来季が更にお先真っ暗に…
荒木コーチ退団するのつらいけど、いばちんとユニフォーム着てドラゴンズで指導する未来が来ると信じて待つしかない
— マナミ (@mnm0865) October 4, 2023
荒木コーチは中日ドラゴンズ生え抜き。1996年にドラフト1位で入団してから27年間ドラゴンズのユニフォームを着続けてくれました。
退団は寂しいですね。
荒木雅博コーチ中日退団で侍ジャパン井端監督とアライバコンビ復活はあるか?
責任を取っての退団ということですが、同じ日に元中日の井端弘和さんの、侍ジャパン監督就任会見がありました。
このことから、荒木コーチも侍ジャパンに招集されるのではないか?という声が上がっています。
荒木コーチは退団してJAPANに招集されるんかな、そうであってほしいな
— Ⓜ︎ (@mytjrhyz) October 4, 2023
荒木コーチ退団で侍ジャパンコーチになったりしないのかな?
— はち (@hachi5519) October 4, 2023
ここでアライバ。
荒木コーチが中日を退団したのは井端監督に全面的に協力するためやろ?
— あいろん (@airon_unigmo) October 4, 2023
荒木コーチ退団しちゃうのか……残念ですが仕方がない
— 怪傑やまねずみ@聖母のお膝で 眠るんだろな (@Yamanezumi4016) October 4, 2023
個人的には侍ジャパンのコーチになって井端監督を支えてほしいと思います
侍ジャパンでアライバ再結成なんて…長年のドラゴンズファンの端くれとして夢見ておりますよ
井端弘和侍ジャパン監督と荒木コーチは、中日ドラゴンズ時代の2004年から2014年まで二遊間を守り「球史に残る二遊間」「アライバコンビ」と言われ、鉄壁の守備で沸かせてていました。
「アライバの鉄則」という本まで出版しているくらいですから、侍ジャパンでのコンビ復活に期待が高まりますよね!
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では実際に、その可能性はあるのでしょうか?
侍ジャパンについては、井端弘和監督就任と同時に、コーチ陣の入閣も報道されています。
- ヘッドコーチ:金子誠(ロッテ戦略コーチ)
- 投手コーチ:吉見一起(元中日投手)
- 外野守備・走塁コーチ:亀井善行(巨人打撃コーチ)
- 内野守備・走塁コーチ:梵 英心(オリックス内野守備走塁コーチ)
- バッテリーコーチ:村田善則(巨人ブルペンコーチ)
そうなんです。荒木コーチの専門分野と言える守備・走塁のコーチは既に確定しているのです。
以前荒木コーチは「打撃コーチをやってみたい」と話していたことがあるので、打撃コーチとしての入閣の可能性はゼロではありませんが、実績がないので厳しいのではないでしょうか。
残念ながら、侍ジャパンでのアライバコンビは見られない可能性が高いです。
今後中日ドラゴンズでアライバ復活はあるか?
侍ジャパンでは無理でも、今後中日ドラゴンズでコンビ復活の可能性はあるのではないでしょうか。
というのも、井端弘和監督の侍ジャパン監督契約は、2024年11月までとなっています。
そして、中日の立浪和義監督は2024年が3年契約の3期目です。
中日ドラゴンズは低迷しているので、来季の成績によっては立浪監督の再契約は無い可能性があります。
その場合に、後任監督として井端弘和さんは間違いなく候補になるでしょう。
そして、荒木雅博さんをコーチとして招集してくれるのではないか!そんな期待をどうしてもしてしまいますね。
荒木コーチ退団まじかぁ
— オカ (@okasonn) October 4, 2023
井端が監督になる時に戻ってくると信じてる🥲#中日ドラゴンズ
こう信じて待っているファンは大勢いると思います!
まとめ
この記事では、中日ドラゴンズの荒木雅博コーチの退団について、お届けしました。
結果が出なかった責任を感じて退団を申し出た荒木コーチ。
侍ジャパンで井端監督とアライバ復活を期待する声が高いですが、残念ながら難しそうです。
しかし、いずれ中日ドラゴンズでコンビ復活してくれるのではないでしょうか!
楽しみに待ちたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。