プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人軍)に、かつて在籍していた松本竜也投手。
2011年のドラフト1位指名選手として注目されていましたが、野球賭博に関与していたとして2015年に契約解除となっています。
松本竜也さんは、野球選手だった父の影響で野球を始めました。
この記事では、松本竜也さんの父親・松本泰記さんに注目し、
- 野球選手としての経歴
- 息子の野球賭博事件時の対応
これらについてお伝えしますので、ご覧ください。
松本竜也(元巨人)の父は元野球選手!
松本竜也さんの父親・松本泰記さんは、プロ野球選手を目指していた元野球選手。
その野球経歴をご紹介します。
寒川高等学校
香川県出身の泰記さんは、寒川高校で高校球児として活躍していました。
■藤井学園 寒川高等学校
香川県さぬき市にある男女共学の私立高等学校。
野球部は、2009年(第91回)と2015年(第97回)の夏の甲子園大会に出場している。
当時の監督は、厳しい練習で知られる香川智彦監督。
泰記さんは内野手として練習に励みましたが、甲子園出場は叶わず。
しかし、香川監督への信頼は厚く、息子の高校進学時には、当時香川監督が就任していた英明高校を勧めました。
泰記さんはプロ野球から指名を得られず、社会人野球に進みました。
三菱重工三原
社会人野球のクラブチーム「三菱重工三原」に入団した泰記さん。
■三菱重工三原
1964年創部。本拠地は広島県三原市。
出身プロ野球選手には、元巨人でセーブ王として活躍した角盈男さんなどがいる。
ここでも内野手として活躍しましたが、4年後に故障。
プロ入りの道を断念しました。
息子に夢を託す
息子・竜也さんが生まれると、自身の叶えられなかった夢を託します。
「野球には左利きが有利」と、竜也さんが2歳の時に利き腕を左利きに矯正。
おもちゃは野球用具以外、買い与えなかったと言います。
竜也さんが小学3年から在籍していた「平井軟式スポーツ少年団」では、自ら監督として指導。
その甲斐あって、息子の竜也さんは高校2年と3年で甲子園に出場。
3年時のドラフトで、読売ジャイアンツに1位指名されました。
※松本竜也さんの英明高校・巨人での成績や経歴については、こちらの記事をご覧ください。
泰記さんは、
「どこでも何位でもいいから指名してほしいと願っていた。伝統のある大きな球団。まさかのまさかです」
とコメント。
涙を浮かべて喜んでいました。
松本竜也(元巨人)の父は野球賭博事件の処分に不満も
期待に答えてプロ野球選手となった松本竜也さんですが、2015年に野球賭博に関与していたことで、失格選手となります。
- 福田聡志投手
- 笠原将生投手
- 松本竜也投手
の3人は永久追放となりましたが、翌年の2016年になって高木京介投手も関わっていたことが発覚。
ところが、高木投手の処分は契約解除になったものの、1年という有期の失格処分。
2017年には復帰して巨人と育成契約を結び、2023年まで在籍したのち、球団職員になっています。
この処分の違いに当時、父の泰記さんは不満を唱えていました。
「父親としての思いは、どうして高木(京介)だけが1年(の失格処分)で、息子は無期なのか。私も直接、巨人側の担当者と話をしましたが……決定権を持つのはNPB(日本野球機構)ですよね」
引用:NEWSポストセブン 2016年5月10日
確かに松本竜也さんは笠原投手を介して賭けていたことから、最も関与が薄いという見方もありました。
「息子を守ろうとしない親はいないでしょう。そのために高い弁護士費用を払うんです」
こう言って、弁護士を通して巨人と交渉していくと話していましたが、その後球界復帰はかなっていません。
しかし、息子のために知人に依頼して仕事を紹介するなど支えていらっしゃったようです。
※松本竜也さんの永久追放後の生活については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、巨人の元投手だった、松本竜也さんの父・泰記さんについてお伝えしました。
自身が叶えられなかったプロ野球選手の夢を、息子が叶えてくれた時には本当に嬉しかったのではないでしょうか。
今後も息子を見守っていくと思われます
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こちらも:松本竜也は英明高校出身!巨人での成績は?野球賭博で永久追放!
こちらも:松本竜也の清掃会社名はMR美装!永久追放後は土木や警備の仕事も