水泳で平泳ぎを専門とする深沢大和選手。
2024年に入って200mと100mの自己記録を大幅に塗り替え、「今、日本の水泳界で僕が一番調子が良い」と宣言するほど絶好調です。
実は深沢選手は、東急電鉄株式会社で駅員として勤務しながら競技活動をするという異色の経歴を持つアスリート。
この記事では、そんな深沢選手についてwiki風に紹介。
- プロフィール
- 出身中学・高校・大学
- 元駅員で勤務駅はどこ?
これらについて、詳しくお伝えしていきます!
深沢大和のwikiプロフィール!
- 名前:深沢大和(ふかさわ やまと)
- 生年月日:2000年10月16日
- 年齢:23歳(2024年3月現在)
- 出身地:東京都
- 身長/体重:184cm/81kg
4歳から水泳を始めた深沢選手。
184cmという長身のがっしりした体格で、水の上を滑るような泳ぎが強みです。
シニアになってからは活躍するものの目立った成績はなく、代表経験もありません。
しかしこの1年で才能が開花します。
2024年2月のコナミオープン200m平泳ぎ決勝では、元世界記録保持者で平泳ぎの第一人者、渡辺一平選手を破って優勝。
2分7秒07のタイムは、世界選手権の優勝者を上回る好タイムでした。
続く100m平泳ぎでも優勝し、2冠に輝きました。
いつも笑顔で、とても明るい性格の選手です。
深沢大和の出身中学・高校・大学など学齢は?
中学
成城学園中学校(偏差値:63~65)
深沢選手の出身中学は、成城学園中学校。
東京都世田谷区にある私立の中高一貫校です。
裕福な家庭の子供も多く、お坊っちゃん学校のイメージもありますが、自由な校風が特徴です。
深沢選手は、水泳クラブの「クラブチームStyle1」に所属して練習に励みます。
チームの草野伸行コーチによると、「カメラを向けるといつも変顔する」男の子だったようですよ。
深沢選手は中学3年の時に、第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会に出場。
男子100m平泳ぎ 2位
男子200m平泳ぎ 1位
という結果を残しています。
当時の目標は「東京オリンピック」だったそうです。
高校
慶應義塾高等学校(偏差値:76)
高校は慶應義塾高校へ進学。
深沢選手は勉学も非常に優秀なことがわかります。
高校でも1年生の時から活躍し、1年のインターハイでは400mメドレーリレーのメンバーに入り準優勝。
3年の8月には、ジュニアパンパシフィック大会の代表に選出。
その年9月の国体では、200m平泳ぎで優勝、4x100mメドレーリレーで2位という成績をおさめました。
大学
慶應義塾大学 法学部(偏差値:67.5)
2019年、系列の慶應義塾大学へ進学し、慶應義塾體育會水泳部競泳部門に入部。
ロンドン五輪200m平泳ぎ銅メダリストの立石諒選手を育てた、高城直基コーチに師事します。
新入生紹介第11弾‼︎
— 慶應義塾體育會水泳部競泳部門 (@keioconquerors) May 7, 2019
【名前】深沢大和
【学部】法学部法律学科
【出身校】慶應義塾高等学校
【主な戦歴】国体優勝
【水泳部競泳部門に入ったきっかけ】
同じクラブだった稲田さんと、もう一度心踊る練習がしたいから
【目標】
世界新でオリンピック金
【最後に一言】
ユニバに行ってみたいです。 pic.twitter.com/MGZ6B2mdwP
1年生の時から周りに可愛がられていたことがわかります。
インカレまで残り【42】日!!
— 慶應義塾體育會水泳部競泳部門 (@keioconquerors) July 26, 2019
1年 深沢 大和 (平泳ぎ)
今日の担当は全知全能といえばこの男、深沢大和!その圧倒的な水泳センスと誰よりも優れた頭の回転で表彰台の真ん中に立ちチームの士気を鼓舞してくれるでしょう!
一言『精一杯頑張ります』
−結− pic.twitter.com/I5j7O8YpbB
大学3年時の関東学生選手権水泳競技大会では、100m平泳ぎ・200m平泳ぎで優勝。
大学4年では主将を務め、インカレでは、佐藤翔馬選手(当時3年)に次ぐ2位になるなど活躍します。
ただ、どうしても200m平泳ぎの日本記録保持者の佐藤翔馬選手の影に隠れてしまい、目立ってはいませんでした。
2021年には中学時代の夢だった東京五輪を目指しますが、選考会で自己記録を大きく伸ばしたものの5位で落選しました。
それでも、高城コーチから「世界で戦える」と見込まれた素質がいずれ開花すると信じ、がっしりした体格を築き上げることに注力してきました。
しかし、大学卒業後は一般企業に入社するという道を選びます。
深沢大和は元駅員!どこで勤務?
2023年、深沢選手は「沿線の都市開発をしたい」と東急電鉄株式会社に入社します。
出身の慶應義塾高校も、慶應大学水泳部も、東急沿線の「日吉駅」が最寄り駅。
思い入れが強かったことは想像に固くありません。
新入社員として、駅研修とグループ会社研修をそれぞれ3ヶ月経験しました。
駅研修の場所は、田園調布駅。
夜勤もあり、夜中に仮眠を取りながら早朝や深夜の業務にあたったそうです。
一方、仕事と両立して高城コーチのもとで水泳の練習も継続。
高城コーチへの師事を望んだ渡辺一平選手と練習を共にするようになり、第一人者の助言をどんどん吸収。
苦手だったスタートやターンが改善され、タイムが伸びてきます。
パリ五輪に集中するため、会社の許可を得て、2023年10月からは競泳に専念しています。
会社からは、リミットは2024年3月17日からのパリ五輪選考会と言われているそう。
代表に選ばれれば競技継続が可能ですが、落選の場合は引退して社業に専念すると言います。
パリ五輪で活躍する深沢選手を見たいですね!
まとめ
この記事では、水泳・平泳ぎの深沢大和選手の経歴や学歴などについてお伝えしました。
文武両道の言葉そのままの深沢選手。
何とかパリ五輪の切符を勝ち取ってほしいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。