連日の日本代表の熱戦で盛り上がっているバスケワールドカップ2023。
日本は17位~32位を決める順位決定選に回っていますが、8月31日のベネズエラ戦も第4Qでの大逆転劇で86-77で勝利し、パリ五輪出場へ大手をかけました!
次戦で勝利をすれば自力でのパリ五輪出場が決まりますが、その対戦国は「カーボベルデ」という国。「聞いたことがない」「初めて知った」「どこにあるの?」と話題になっています。
この記事では、「カーボベルデ」の場所やどんな国なのかを紹介し、バスケ代表チームの特徴についても解説していきます。
カーボベルデはどこにある?どんな国?
場所・面積・人口
カーボベルデは正式にはカーボベルデ共和国といい、北西アフリカの大西洋に浮かぶ諸島です。
- 面積 4,033k㎡ ⇐ 滋賀県程度
- 人口 約59万人 ⇐ 杉並区や川口市程度
- 民族 ポルドガル人とアフリカ人の混血が70%
- 言語 ポルトガル後、クレオール語
とても小さな国で、59万人という人口は、バスケワールドカップ史上最小だそうです。
美しい海とカラフルな町並みで観光業が盛ん
気温が高く降水量も少ないため農業など一次産業は厳しく、商業や運輸業などサービス業が国の主な産業となっています。
近年は観光業に力を入れて、外国人観光客も1995年が3万人だったのに対して、2019年には76万人と25倍以上になっています。
写真を見ると非常に美しい国なので、観光に訪れたくなるのはわかりますね!
確かに天国のようです!行ってみたくなりますね!
旅行に訪れる場合、カーボベルデの空港玄関口は首都プライアのネルソン・マンデラ空港ですが、日本からの直行便は出ていないので、ヨーロッパなどでの乗り継ぎとなります。
バスケの他に盛んなスポーツは?
カーボベルデで最も人気にあるスポーツは、サッカーです。
FIFAワールドカップに出場したことはありませんが、アフリカネイションズカップには2013年に初出場し、ベスト8の成績を収めました。また、2021年大会でもベスト16に進出しています。
他のスポーツも様々行われていて、2021年の東京五輪でも次の6人の選手が出場しました。
- 陸上 男子400mハードル ジョーダン・アンドラーデ
- ボクシング 男子フライ級 ダニエル・ヴァレラ・デ・ピナ
- 新体操 個人 マルシア・ロペス
- 柔道 女子63kg級 サンドリーヌ・ビリエ
- 競泳 男子50m自由形 トロイ・ピナ
- 競泳 女子100m自由形 ジェイラ・ピナ
柔道の選手もいるのですね!驚きです。
バスケW杯 日本vsカーボベルデ戦はいつ?どんな展開になる?
日本の次戦、カーボベルデ戦の情報です。
- 日時 2023年9月2日(土)20:10~
- 場所 沖縄アリーナ
- 放送 テレビ朝日系列 19:54~21:54 ※ライブ
- 配信 DAZN 19:55~ ※LIVE
- チケット 公式では残念ながら完売です
この試合に勝てば、アジア勢で1位となり、来年2024年のパリ五輪の出場権を手にすることができます!
カーボベルデのFIBAランキングは?日本は勝てる?
日本のFIBAランキングは、36位です。
ここまで、スラムダンクばりの逆転劇で格上となるランキング24位のフィンランドに勝利。またランキング17位のベネズエラにも勝利し、チームは乗りに乗っています。
次の対戦相手となるカーボベルデのランキングは64位。
お!いける!と思ってしまいますが、カーボベルデも舐めてかかってはいけないチームのようです。
- ランキング17位のベネズエラに 81-75で勝利している
- 元NBAプレーヤーのウォルター・タバレスは身長221cm!
- カーボベルデもパリ五輪の出場権をかけて負けられない試合
- でも日本が99-88で勝利したフィンランドには、カーボベルデは100-77で負けている
タバレス選手、めちゃくちゃ大きいですね。
自由に動かれるとやっかいですが、ディフェンスはそこまでな印象なので、日本も渡邊雄太選手や富永啓生選手、河村勇輝選手にガンガンシュートを決めてもらいたいです!
また、カーボベルデは年齢の高い選手が多いのも特徴です。
ポイントガードのフィデル・メンドンカ選手は39歳。その他38歳の選手も2名いて、ウォルター・タバレス選手も31歳。12名のうちなんと8名が30代なのです。
試合を重ねているので疲労がたまってないかな?などと少し期待をしてしまいますが、甘くなのでしょうね。
まとめ
この記事では、バスケW杯で日本の次戦の対戦国となるカーボベルデについて、場所・大きさ・人口や、観光や盛んなスポーツなどの情報をお伝えしました。
また、日本戦の情報もお伝えしましたが、ぜひ日本代表の皆さんにはこの勢いで勝利を収めてもらい、9月2日にはパリ五輪出場を祝いたいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。