箱根駅伝予選会2024順位の決め方や見どころを解説!放送は全国ネット!

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箱根駅伝予選会
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いよいよ学生3大駅伝の季節がやってきました。

先日2023年10月9日に行われた出雲駅伝では、駒沢大学が大会新記録で優勝し、史上初2年連続3冠に向けて好スタートを切りましたね。

しかし何と言っても一番注目されているのはお正月の箱根駅伝でしょう!

2023年大会でシード権を取れなかった大学が、本戦出場をかけて予選会に挑みます。

今年は関東エリアだけでなく全国ネットで放送されます!ぜひ見届けたいですよね。

ただ、順位の決め方がわからないという方もいらっしゃると思います。

この記事では、出場校や順位の決め方、見どころをご紹介しますのでご覧ください!

また、箱根駅伝予選会2024の日程やテレビ放送、配信についてもご紹介しますよ。

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目次

箱根駅伝予選会2024 順位の決め方

箱根駅伝予餞会

本戦に出場できるのは、

上位13校

です。

例年は10校ですが、第100回大会は全国へ門戸を広げたため、3校多くなっています。

では、順位はどのように決めるのでしょうか?

  • 各校10人~12人が出場する。
  • その中の上位10名の合計タイムが少ない順に順位が決まる。
  • 同タイムだった場合は上位10名の合計順位の少ないほうが上。

ということは、どういう大学が有利になるかというと

選手層が厚い大学

です。

仮に10000mを28分で走った選手が3人いて、他の7人が35分かかってしまったとしましょう。(実際はハーフですがここでは仮に10000mとします)

28分×3+35分×7=329分

です。

では、全員が32分で走ったチームはどうでしょう?

32分×10=320分

勝ちですね。

大学生で10000m28分というのは歴代30傑に入るくらいのタイムですが、トップ選手が速いだけでは予選を勝ち上がれないということがわかっていただけたでしょうか。

また、学生の長距離選手は通常5000mや10000mを専門としていて、インカレなどの大会もその距離です。

ハーフマラソンの距離を試合で走ることは箱根駅伝以外になく、いくら5000mや10000mのタイムが良くても予測がつかないところがあります。

選手も「ブレーキは許されない」と緊張から日頃の実力が出せない場合もありますし、本当に予選会は毎年ドラマが生まれます。

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箱根駅伝予選会2024 出場校

箱根駅伝予餞会2024

箱根駅伝の予選会に出場するには、条件があります。

各校エントリー者全員が10000mを34分以内のトラック公認記録を持っていること。

その条件をクリアした57校が、13位以内を目指して出場します!

状況別に57校を紹介します。

前回(2023年)本戦出場したがシードを取れなかった大学(10校)

  • 東京国際大
  • 明治大
  • 帝京大
  • 山梨学院大
  • 東海大
  • 大東文化大
  • 日本体育大
  • 立教大
  • 国士舘大
  • 専修大

前回(2023年)箱根駅伝予選会敗退した大学(36校)

  • 神奈川大
  • 中央学院大
  • 日本大
  • 麗澤大
  • 筑波大
  • 日本薬科大
  • 東京農業大
  • 拓殖大
  • 駿河台大
  • 芝浦工業大
  • 上武大
  • 明治学院大
  • 育英大
  • 亜細亜大
  • 関東学院大
  • 慶應義塾大
  • 桜美林大
  • 東京経済大
  • 平成国際大
  • 流通経済大
  • 立正大
  • 武蔵野学院大
  • 湘南工科大
  • 東京大大学院
  • 東京大
  • 清和大
  • 東京理科大
  • 高崎経済大
  • 成蹊大
  • 一橋大
  • 埼玉大
  • 国際武道大
  • 東京工業大大学院
  • 群馬大
  • 防衛大
  • 千葉大

関東以外から初めて出場する大学(11校)

  • 札幌学院大(北海道)
  • 信州大(北信越)
  • 皇學館大(東海)
  • 愛知工業大(東海)
  • 中京大(東海)
  • 京都産業大(関西)
  • 立命館大(関西)
  • 大阪経済大(関西)
  • 放送大関西(関西)
  • 環太平洋大(中国・四国)
  • 日本文理大(九州)

すごい数ですよね。この中からたった13校。熾烈です。

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箱根駅伝予選会2024コース

こちらは例年通りです。

  • 日程:2024年10月14日(土)
  • スタート時間:9時35分
  • コース:陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園(東京)
  • 距離:21.0975km

■コース図と交通規制について

箱根駅伝予餞会2024コース

ハーフマラソンの距離ですので、1時間~1時間半で全ての選手が走り終える予定です。

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箱根駅伝予選会2024放送はいつ?全国ネット!

箱根駅伝予餞会2024

2024年1月2日・3日に行われる第100回箱根駅伝

本来箱根駅伝は関東学連の大会ですが、第100回記念ということで、今回は全国の大学に門戸が広げられました。

ですので、予選会にも資格基準をクリアしている全国の各大学が出場します!

毎年予選会の放送は関東エリアに限られていましたが、そのような事情から、今年は全国ネットで生中継されます!

詳細をお伝えします。

■第100回 箱根駅伝予選会
日時:10月14日(土)午前9:25~11:25 ※スタートは9:35
放送局:日本テレビ系全国ネット生中継


出演者:
(解説)渡辺康幸
住友電工陸上競技部監督・早稲田大学OB

(ゲスト解説)大八木弘明
駒澤大学陸上競技部総監督・駒澤大学OB

(センター・1号車実況)
平川健太郎アナウンサー

(後続移動車実況)
伊藤大海アナウンサー・弘竜太郎アナウンサー

(リポート・インタビュー)
菅谷大介アナウンサー・佐藤梨那アナウンサー・北脇太基アナウンサー

本戦と同じく、日テレ系列です

解説陣も、元早稲田大学監督の渡辺康幸さんと、駒沢大学総監督の大八木弘明さんということで、予選会とは思えない豪華さです!

また、BSで再放送もあります。

■再放送 

日時:10月15日(土)19:00~21:00
放送局:BS日テレ

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箱根駅伝予選会2024のネット配信は?

箱根駅伝予餞会2024

テレビと同じ時間帯で、Tverでネット配信されます。

外出先でも見られますね!

■Tver配信予定

配信予定:10月14日(土)9:25〜
第100回箱根駅伝予選会 スペシャルライブ | TVer

箱根駅伝予選会2024 テレビ観戦の注意点

箱根駅伝予餞会

注意点というほどでもないのですが、見ていて非常に順位がわかりにくいと思います。

今回は57校の参加ですから、約600人以上の選手が一斉に走リ出すわけです。

そして中には戦略的にチームで集団となって走る大学もありますが、通常は個々の実力差があるので、どんどんバラけていきます。

見ている方は、もう大学の合計タイムなど全然わからなくなってしまいます。

なんとなく、「◯◯大学はたくさん上位にいるな」「あ、すごいブレーキになってしまっている選手がいるけど、この大学大丈夫か?」くらいしかわかりません。

ただ、今回は全国ネット放送ということで日テレが力を入れているとすると、経過タイムを出してくれるかもしれませんね!

また、解説陣が箱根駅伝の“プロ”なので、わかりやすく解説してくれることに期待です!

箱根駅伝予選会2024 見どころは?

予想は難しいですが、個人的に注目しているチームをいくつかご紹介します。

東京国際大学

東京国際大学

何と言っても、2023年4月の競技会で27分06秒88という脅威の学生新を記録した、「史上最強留学生」リチャード・エティーリ選手(1年)がいますので、かなりタイムを稼げます。

村松敬哲選手(4年)も上位に入ると思いますし、通過は間違いないと思います。

こちらの記事もあわせてご覧ください。

大東文化大学

大東文化大学

やはり留学生のピーター・ワンジル選手(3年)は上位に入って来るでしょうし、前回走った選手が8人エントリーしているのも安心材料です。

東京農業大学

東京農業大学前田和摩

エース並木寧音選手(4年)に加え、今年はスーパールーキー前田和摩選手(1年)がいます!

6月の全日本大学駅伝予選会では、10000mのU20日本歴代2位となる、28分3秒51のタイムで走り好調ですので、期待できます。

立教大学

立教大学

立教大学は2024年に創立150周年を迎えます。

その記念事業の一環として、「立教箱根駅伝2024」事業を立ち上げ、2024年第100回箱根駅伝に出場することを目標としてきました。

2018年に上野裕一郎監督を招聘し実力をつけ、目標より1年早く2023年の箱根駅伝本戦へ出場しました。

今回は前回より戦力が上なので、上位通過を期待していますが、直前に上野裕一郎監督の解任という衝撃が走っています。

陸上部女子との不倫ということで、部内の雰囲気も悪かったという情報もありますし、選手への影響が心配されます。

動揺はあると思いますが、何とか実力を発揮して、「立教箱根駅伝2024」を実現して欲しいです!

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中央学院大学

中央学院大学吉田礼志

個人的には、最も注目しています!

エースはハーフ日本人学生歴代2位の記録を持つ、吉田礼志選手(3年)です。

昨年の予選会では上位通過間違いないと言われながら、直前に故障者が相次ぎチームに焦りが出たのか、10位の国士舘大学と2分30秒差の12位で、まさかの本戦出場を逃しました。

2分30秒ということは、10人の合計ですから1人15秒詰めれば通過したわけです。

愕然としてうつむいていたメンバーの姿が忘れられません。

また、なんと中央学院大学は、11月5日に行われる「2023全日本大学駅伝」出場を、予選会での吉田選手の失格で逃しています。

熱中症になり、フラフラになってトラックの内側に入ってしまったのです。

レース後の吉田選手のコメントです。

吉田選手をはじめ他の選手も、箱根駅伝に全てを掛けるという意気込みでチャレンジしてくるはずですので。期待しています!

関東以外の大学は?

箱根駅伝予選会

冷静に見て、各校とも13位以内に入るのは非常に難しいと思います

2023年10月9日の出雲駅伝で15位に入った立命館大学が最も力があると思いますが、出雲駅伝は1区の距離が短いです。

箱根駅伝のない関東以外の大学の選手は、ハーフマラソンに出ることは非常に稀で、日頃から20km走る前提の練習をしていないので、難しいですね。

そもそも多くの有力な高校生は箱根駅伝に憧れて関東に行ってしまうので、層が薄いという問題もあります。

それでも大学のトップ選手と走り自分の力を試すいい機会ですし、全国ネットで放送されますから、力をアピールするいい機会です。

また、観戦する側からすると、「関東以外にこんなすごい選手いたの?」という思いがけない発見があるかもしれませんね!

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まとめ

箱根駅伝予選会2024(第100回 箱根駅伝予選会)の日程やテレビ放送、ネット配信についてお伝えしました。

2023年10月14日(土)9:35スタート。9:25から日テレ系列全国ネットで生中継があります!

57校の選手が、本戦出場に向けて13位以内を目指して挑みます。

出場校と見どころも記事内で紹介しましたので、ぜひテレビは配信で応援しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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